平成17年10月29日 13:30〜15:30 板橋文化会館小ホール

☆アポロ選抜隊がいつも殺陣指導でお世話になっている玄舟塾の演武会に出演しました!
普段のアポロ公演では見られないアクションの数々、着物姿での芝居。
何もかもが新鮮で、新たな☆アポロの可能性をも感じさせてくれる素敵な公演となりました。
そのテイストを少しでも感じていただければと思います。
                
殺陣道場 玄舟塾
 第 五 回 演 武 会 レ ポ
稽古レポートはこちら!
一部 / 演武(基本技・型・立ち廻り)

まずは第一部演武。素振り、打ち込み、組稽古、移動稽古と普段練習生の方たちが普段稽古場で行っている
稽古内容を披露。練習生の方々の真剣さと緊張感に会場の空気がピ〜〜〜ンと張りつめて、カメラのシャッター音も
気になるほど。その静けさの中での、気合の入った練習生の掛け声はとても力強く、”気”を感じさせるのに十分な
ものでした。まさに息を呑むほどの空気、そして気のこもった掛け声は、僕にとってはとても新鮮であり、また好感を
持てた舞台に仕上がっていました。ただ、単調なものが続くだけに少し眠くなる部分もありましたが、発表会という
性格上仕方がないのでしょう。そういう意味ではあの小さな子がいいアクセントになっていましたね!

印象に残ったのは組み稽古でのやられ役の方の演技。何名かを見比べてみましたが、その演技により見ている方に
伝わる感じが全く違うんですね。打ち込むほうばかりに目が行きかけましたがやられ役もやっぱり重要なんですね〜
アクション編では、我らが☆アポロ選抜隊が大活躍!奥田BOSS、沙織さんともに本公演では見ることが出来ない
大立ち回り、そして華麗なアクションはまさに圧巻。本公演でもやればいいのに〜〜(一回きりだからね〜本人談(笑))
それにしても奥田BOSSの蹴りは足が良く上がっていたし、沙織さんの剣の切れ、決めのかっこよさ・美しさは
やっぱり抜群です。お見事でした。
それと忘れてならないのは、日本舞踊。これは全くもって生まれてはじめてのまさに初遭遇。
いや〜、綺麗でした。皆さんの息もぴったりで手先足先まで神経を行き届けさせこれぞ稽古の成果ですね。
日本舞踊が一歩身近に感じられた瞬間でもありました。
二部 / 芝居(山本周五郎原作「雨あがる」)

第二部は剣を使ったアクションをふんだんに取り入れての時代劇。
ここではやはり主演の南塚さんの剣術が冴えを見せた。囲まれながら抜き身だけで剣を奪っていったり
一騎撃ちでの剣捌きは流石の一言。
また芝居の方も流石佐藤塾長が鍛えた面々。☆アポロ劇団員、キャラメルボックスの松坂さん。フリー千枝ちゃんと
対等に渡り合ってきっちり演技できていたし、声もちゃんと出ていましたね。
とは言ってもやはり☆アポロ軍団もいい味出してました。奥田BOSSのおいちゃん、着物姿沙織さんのよだか、
ちょっと短めはかまがキュートだった出口さん、やられ役はお手の物?須崎さん、武井君も稽古場で搾られた
成果が出たんじゃないかな?先日客演で出ていただいた千枝ちゃんもブロウの舞台を髣髴とさせる台詞回しに
笑わせていただきました。
ただ〜〜〜。。。。。。途中でカメラが言う事をきかなくなり断念。無念の写真チョコッとだけになってしまったことを
お詫びします<(_ _)>

お話し
腕は立っても世渡りが下手な浪人 三沢伊兵衛 とその妻 たよ は、仕官の口を探して国中を旅しています。ある時、長雨のお陰で河畔の宿屋に足止めを食らってしまいます。貧しくも暖かな同宿の人達とのふれ合いの中で、夫婦は心を癒されていきますが、ひょんな事から、伊兵衛にその藩の剣術指南役の話が舞い降りてきます。不器用な伊兵衛は、無事そのお役目を得ることができるのでしょうか・・。(玄舟塾HPより引用)

舞台終了後

出演の皆様に無理を言って写真をとらせて頂きました。
気合の入ったそしてチームワーク溢れる素敵な舞台をありがとうございました。継続こそ力なり。
来年の演武会も必見ですぞ〜〜〜
公式HPレポートはこちら!                          http://www.genshu-juku.com/houkoku/enbu-kai_5/index_1.html
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